ラッシュニスタプロジェクトは、「日本女性のマスカラに対する価値観やニーズを徹底的にリサーチする」ことからスタートしました。従来のやり方では、アンケートで集めた情報を分析することが主になりますが、それではリアルな本音の部分が十分に引き出せない。そこで今回は、消費者の方に理想のまつ毛をイラストにしていただいたり、ご自宅にお邪魔してメイクしているところを観察させていただくなどライフスタイルに密着することで、マスカラに関するすべてを洗い出す、という今までにない手法をとりました。アンケート調査も含め、最終的には2000人近くの方をリサーチしたことになります。
意外だったのは、一人ひとりの女性が、それぞれまったく異なる使い方をしているということ。3秒くらいでサッとつける人、20分以上かけて念入りに塗る人。だから同じ製品を使っても、仕上がりは人によってバラバラ。もちろん、マスカラに対するニーズも多種多様です。「長く」「濃く」はもちろんのこと、「カール力」「ほどよいセパレート感」「毛先に向かって細くなる繊細なシルエット」「ダマにならないクリーンな仕上がり」「艶やかな質感」「素早い仕上がり」「にじまないのに、クレンジングがラク」などなど…。
数え切れないほどのニーズとそのコンビネーションを洗い出し、製品開発やマーケティングの担当者と一緒に、最大のキーとなる要素について徹底的に検討を重ねました。その結果浮かび上がってきたのが、「まつ毛をより長く、上向きにキープできて、しかもお湯で簡単に落とせる」という理想のマスカラの条件。その実現に向けて開発が進められました。
私自身も、出来上がってくる試作品を次々にテスト。その中で「これ!」とピンと来たものが、ラッシュニスタの原型となりました。塗れば塗るほどどこまでも長く伸びていく、今までにない仕上がり。これこそ日本女性が求めていたマスカラであると同時に、私にとっての理想形でもあったのです。一度この長さを経験すると、やめられなくなるかもしれません!







